コラム        『飲食店繁盛のヒケツ』

島津 好孝
島津 好孝
株式会社LINK&VALUE
代表者

■経歴:
1994年に東京農業大学を卒業後、大手外食チェーン店に入社し、店長、マネージャーを経験。 2004年に船井総合研究所に入社して、飲食業・ホテル業を中心にコンサルティング活動を実施。 2007年、株式会社LINK&VALUEを設立し、代表者に就任。
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■専門分野:
コンセプト設計 メニュー開発 店舗施工 販売促進 教育

店内のニオイと第一印象


先日無料経営相談で訪問させて頂いた居酒屋さん。

20坪程度のカウンターと厨房、小上がりのあるお店ですが まず入店して一番気になったのがニオイです。 決して良いニオイではなく、揚物油のようなすえた感じのニオイです。

メニューBOOKも綺麗なんですが、ビニール部分がなんとなく触るとベタついた感じ。 総合的に清潔感というのが無い店でした。

色々話しを聞いていると、店内の吸気と排気のバランスも悪いみたいです。 それと厨房のダクトフードも相当汚れています。エアコンの吸気部分にも 相当なホコリが溜まっていました。

業績UPの話し以前にクリンネス状態の改善からやらなきゃならないという感じ。 長年染み付いた汚れが店内の独特なニオイとなって現れているようでした。

新規客を獲得するには、やはり第一印象というのが大切です。 これは、見た目は当然ながらニオイというのも強く印象に残る部分です。

店で働いていると気づかないかもしれませんが、部外者ならすぐに分かります。 お店の雰囲気という項目で、店内のニオイというのもぜひチェック項目にいれてみて下さい。 新たな気づきになると思います。

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