コラム        『飲食店繁盛のヒケツ』

島津 好孝
島津 好孝
株式会社LINK&VALUE
代表者

■経歴:
1994年に東京農業大学を卒業後、大手外食チェーン店に入社し、店長、マネージャーを経験。 2004年に船井総合研究所に入社して、飲食業・ホテル業を中心にコンサルティング活動を実施。 2007年、株式会社LINK&VALUEを設立し、代表者に就任。
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■専門分野:
コンセプト設計 メニュー開発 店舗施工 販売促進 教育

居抜き物件の設備チェックポイント


物件は下見でどこまで判断できるかが重要です。

今週は野球場と神戸の居抜き物件をみてきました。 居抜き物件のメインは設備投資の判断です。 今回の場合残っていたものはグリスト、ダクト、床。 でも、グリストはふたが固定されていて中身は開けてからのお楽しみ。 ダクトはフードの延長とファンの入れ替え、床は流用、 その他追加設備はエアコンを新設しないといけません。

あと、重要な確認事項は電気配電盤と電気容量です。 動力がきているか?総量で何KWまでいけるのか? 幹線の引き直しをするのか、ガス厨房にするのか? この辺は街場の不動産仲介屋さんではわからない場合が多いです。 物件によってはオーナーさんでも知らない場合があります。 だから下見の際には効率を考えて設備屋、店舗(飲食)設計を 同席したうえで設備概算金額を出してから契約するべきです。 この設備状態次第で100万単位で投資額が変わります。 5万円の家賃差で考えたら20ヶ月分の差。 こういう部分も考慮して施主のコスト負担をいかに下げるか考えます。 居抜き物件の場合、家賃が安い、高いの判断だけでは危ういのです。

そんな事を判断しながら上記の物件はGOにしました。 でも、不安なのは排水関連。 実際に開けてみないとわからないのです。

ということで、私の仕事では物件の下見もやってます。 初回無料ですのでご希望があればご連絡ください!

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